骨董品は見極めが難しいことから贋作や偽物も多いですが、そういった難しさも骨董品の面白さでもあります。
福山市にある買取専門店大吉では査定だけでも歓迎しておりますが、こちらでは知っておくと役立つ「骨董品の贋作・偽物の見極め方」をご紹介します。
絵画
絵画は本人が描いた作品であれば、相当な高価買取が期待できます。しかし、絵画は骨董品の中で贋作が多く、最近では贋作のプロというのも存在します。絵画を簡単に見極めるのは難しいですが、まずは使われている絵の具やキャンバスの年代と、作品が作られたと予想される時代が合っているか確認してみましょう。これを押さえておくだけでも重要です。
その他、作家の活動履歴と合わせたり、作品が作られたであろう時代の背景や作風を確認したりする方法もあります。
購入元にどこから買い付けてきたかを確認するのも手です。
掛け軸
掛け軸の見極めも難しいですが、プリント品であれば見抜きやすくなります。まず本物の場合、和紙や墨の香りが漂い、墨で描くことでできるデコボコした触り心地があります。一方、プリントなら紙の表面がツルツルしており、香りもしません。
また、筆跡が完璧でも他の部分にプリントの特徴が見られれば、プリント品の可能性があります。
陶器・茶道具
一見本物のように見えても陶器や茶道具は、じっくり眺めたり触ったりすると違和感のある部分があるものです。
それは、陶器や茶道具は素材にこだわりがあるためです。陶器の場合はろくろで作られていることが多いので、定規を用いたような直線的なものや、機械製造のようなものは贋作の可能性が高いです。また、光沢は徐々に薄れていくものなので、輝き過ぎているものも贋作が予想されます。